第18回の四国酒まつりに行ってきました。
会場は池田町と隣町井川町の酒蔵でした。
前日までは天気が芳しくなかったそうですが、当日は雨の気配もなく、寒さを感じながらの酒飲み日和になりました。
凡そ、3万人くらいの近辺の吞兵衛さんたちが、貸し切りバス、電車で徳島西部の町「三好市」に集いました。
我々は、10時過ぎに阿波池田に集まり、今や全国に名を馳せている「芳水酒造」さんに真っ先にお邪魔させていただきました。40人乗りのシャトルバス2台で。15分程度徳島側に戻ってところに。
100人を超える老若男女が、試飲で提供されている銘柄を押し合い圧し合いしの格闘技さながら状況での試飲。試飲は超高級酒から昨日搾った新酒までいろいろと用意されていました。でも、不思議なことに
超高級酒=うまい ということを皆が感じるかは疑問です。これいいねという銘柄は一つでした。
試飲の後は蔵見学です。20人位のグループに分け、蔵人の方が一人ついて下さり、丁寧な説明をいただきました。初めての麹室(こうじむろ)の見学もさせてくださいました。杉田張りのお部屋でした。温度と湿度調整が大きなポイントとお聞きしました。杉板は湿度調整に一役も二役も買っていると。お土産をいただき、限定のお酒も調達し、試飲会会場に移動しました。
試飲会会場はビルの中です。入場券と引き換えに高台のついたグラスコップを手渡れました。後はこのコップで、出品しているすべての銘柄を試飲することができる仕組みです。どの銘柄も待つことなくいとも簡単にコップに注ぐことができました。銘柄ごとにお世話をしてくださる方々は、ボランティアの方、蔵の方と様々でしたが、皆さん酒飲みの年寄りに気持ちよく応対をしてくださいました。感謝、感謝です。
42蔵すべてのお酒をいただく音は不可能でしたが、池田の今小町というお酒が美味しかったように感じました。外国人の方も散見しました。
会場を後にし、阿波池田駅に向かう途中にあったお祭り広場的なところで、ビールとおつまみで昼食になりました。腰をかけることもできました。
徳島組の面々は、徳島市で2次会、3次会と杯を重ねた由。いつまでも元気な年寄りです。
私は、伊吹産の「大羽いりこ」と半田そうめんを土産に、特急で帰岡しました。
今回残念なことがあります。秘境駅である「坪尻」に下車することができなかったことです。わざわざ琴平から普通列車に乗り換えたのですが、一両編成の車両はすし詰め状態。乗客の方の会話を耳にすると、今日だけこんな状態、明日からは2,3人かなと。換言すれば、池田の酒まつりに参加される方が多いかというバロメーターということでした。
前日の天気も回復した三好市でおいしいお酒をいただく時間を持てました。皆様、お疲れさまでした。写真はN兄の提供でした。
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