2019/10/5に京都大学の口径3.8mの望遠鏡の見学会がありました。3.8mは1枚の鏡ではなく18枚に分割した鏡で実現しています。1枚の鏡はアクチュエーター3個で制御し、全体で3.8mの鏡を実現するものです。構造はトラスト構造で軽量に設計されているそうです。売りの一つは、望遠鏡を高速で制御できることで、180度の回転に要する時間は50秒程度。
望遠鏡は「せいめい」と名付けられています。「せいめい」の由来は、平安時代の陰陽師・天文博士であった安倍晴明だそうな。京の都に住んでいた安倍晴明は、岡山天文台の近くにある阿部山でも観測をしたと伝えられていることから、「せいめい」の愛称は京都と岡山の両方にゆかりのある天文研究の大先達にちなんだものになっている。
写真の中央部やや下に3.8mの鏡が見える。上の黒い部分に副鏡である。
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