麁服


「麁服」って何て読むんでしょうというような漢字です。「あらたえ」と読みます。

先日、徳島のNさんとの電話の中で出てきたものです。徳島で少年期を過ごしてとは言え何も知らないことでした。

これは天皇が即位された年に行われる大嘗祭(11/14~15)の神座に祭る織物。それが、阿波の麻織物「麁服」と三河の絹織物「繪服(にぎたえ)」だそうです。

麻の栽培は、旧麻植郡(旧美馬郡、現美馬市)木屋平で行われ、現吉野川市で反物に織り上げられ麁服に。

以下に新聞記事のURLを記載します。

日本経済新聞

徳島新聞

(1)大麻栽培の古里 徳島と硬質結ぶ糸

(2)調進の歴史 延期式や文書で裏付け

(3)調進の中断 戦乱など政情不安影響

(4)調進復活への運動 光明天皇以来577年ぶり

(5)川島高校の校旗 調進された布と「兄弟」

(6)平成の調進 思い込め機音響かせる

(7)継承の課題 政教分離と後継者育成

朝日新聞

産経新聞

麁服に使う麻の種まき(動画)